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ミラノサローネ2019振り返りvol.4

こんにちは。 色彩設計で、お客様の「幸せ時間」を増やすお手伝い、カラーリストの浅野直子です。

コロナでの自粛モードが少しだけ緩和した雰囲気を感じております。
が、やはり海外には当然行けません、そこで皆様もご自分の旅行写真を振り返ってみてはいかがでしょうか?

さて、今回イタリアは、アドリア海の女王とも、水の都とも言われるヴェネツィアです。モザイクも彫刻も建築様式も、わくわくが止まりませんでした。

そして色彩はやはり、イエローアンダートーンの国、
前回ご紹介したテラコッタの国ですね。
色の統一感があると景観はやはり抜群に綺麗になります。。。

と言いつつ、ブラーノ島に行くと、統一感とは、反対に多色配色で綺麗なのです。色とりどりに塗られた独特の家々が特徴です。
家の色は霧のなかでも漁にでた漁師がどこが自分の家か判別できる様にと彩色されたそうです。
だから、たくさんの色を使うにしても、地味な色でなく、彩度が高い!のではないでしょうか?

★カラーの豆知識1:目立たせるなら、やっぱり彩度は高くする

でも、統一感が一見なさそうなのに、なぜ綺麗なのか?

★カラーの豆知識2:トーンが同じ、または、類似トーンだったり、窓枠の色が「白」で同じだから。
はたまた、隣の家が使っている色相(色味)を取り入れる。

だから、多色配色なのに、綺麗だなって思えるのですね。この島は、brightトーンです。

皆様も、思う存分外出ができない日が、続くと思いますが、
綺麗な景色や色彩を見て、リフレッシュして下さい。

浅野直子

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